「収集記録」というプライベートなデータベースをつくって管理している。そのことをChatGPTに伝えた。
街でふと拾ったメモ、手元に残っていたプリント、スキャンされた断片。\ それ自体は何でもないように見えるものが、ふとしたきっかけで記録の対象になる。\ 私はここしばらく、そうした「拾ってしまったもの」や「記録してしまった瞬間」を一つずつアーカイブしている。\ これを「収集記録」と呼んでいる。\ \ この記録には、二つの意識がある。\ ひとつは、物や出来事の背景を丁寧にたどること。\ 何を拾ったか、だけでなく「どこで」「どうして」「そのとき自分は何をしていたか」――そういった文脈をできる限り書き留めていく。\ だからこの記録は、モノのリストであると同時に、時間の記録であり、風景の記憶でもある。\ もうひとつは、拾われなかったものたちへのまなざし。\ 記録に残されたものの背後には、無数の「記録されなかったものたち」がある。\ その存在の圧倒的な重さを、私はいつも感じている。\ \ この「収集記録」は、都市の隙間や日常のかけらに潜む、名付けられない意味をとらえようとする試みである。\ それはどこかで、建築や都市を読み取るまなざしにもつながっていくかもしれない。
今(2025年7月)現在、ここには1118のオブジェクトが記録されている。