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5-1
歩いているときに、「なんとなく良いな」という風景がある。「小さな風景からの学び」は、それを収集する方法を示している。同時に、風景には「なんとなく良いな」と思うパターンがあり、それを自分は望遠的な視野で知覚していることがある。
例えば、以前作った下のような映像作品では、望遠などを用いて撮影し、対象物ではなくパターンによって構成するという手法を用いている。
左画像は、歩きながら「なんとなく良い」と感じたパターンを、カメラを望遠にして撮影したもの。これをもとにドローイングによってパターンを抽出しようと考えており、右画像は、左画像の特徴をスケッチしたもの。
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5-2
映画では、カメラ自体を前進または後退させながら、同時に逆方向にズームして、被写体の大きさをほぼ一定に保つ撮影方法がある。その結果、被写体はあまり変わらないのに、背景の遠近感だけがぐにゃっと変化して見える。
望遠は、通常の視野(広角)に比べてパースが緩く、建築家のアイソメ図のような、その空間の世界にいないような客観的な視野になっている。広角と望遠を行ったり来たりすることで、都市空間の実際の見え方と、客観的な見え方を往復する。
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5-3
5-2と同じく、望遠と広角を行ったり来たりする。それに加え、望遠のときの画像のパターンと似たパターンを他の場所で探し、映像上でつなげ、シークエンスが連続的に展開するようにした。